こんにちは。オタ助です。
今回も「お月様」についてのお話です。
「中秋の名月」や「お月様とウサギさんの関係性」に関しては前回までにお話してきましたね。
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今日はですね、「十六夜」についてお話していきたいと思います。
これは「いざよい(じゅうろくや)」と読みます。日本的で綺麗な響きですよね。
さてこの「十六夜」。いったいどんな意味があるのでしょう?「十五夜」とはどんな違いがあるのでしょうか。
その時期なども含めて詳しく解説していきたいと思います。
それではさっそく行ってみましょう。
レッツ十六夜っ!
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十六夜とは?なんで「いざよい」って読むの?
前述しましたが「十六夜」は「いざよい」または「じゅうろくや」と読みます。
「いざよい」は「いざよう」に由来します。
「いざよう」とは「躊躇う(ためらう)」という意味です。
面白い表現ですよね。笑
月が顔を出す時間というのは毎日約50分ずつ遅くなると言われています。
十五夜よりも月が遅く顔を出す様子を「月が躊躇っている」と昔の人は見立てたんですね。
そんな理由で「十六夜」を「いざよい」と読むようになったんです。
また、望月(満月)を過ぎたという意味で、陰暦十六日(特に陰暦八月)の夜のことを「既望(希望)」ということもあります。
十六夜ってどんな月?十五夜お月さんとは何が違う?
まず「十五夜」というのは1ヶ月の中で、月の形が最も真円に近づく夜のこと、またはその月のことを指します
「十六夜」というのはその名の通り十五夜を1日過ぎていますので満月からは少し欠けた状態ということになりそうですが、ジツはそうとは言い切れません。
どういうことかと言いますと、実際には満月というのは旧暦の14日〜17日頃を行ったり来たりします。
ですので、そもそも十五夜が必ずしも満月というわけではないんです。
つまり十六夜が満月の場合も多々あるということなんですね。
今年の満月はどうなってるの?
例として今年2018年の場合を見てみましょう。
2018年の「中秋の名月(十五夜)」は9月24日です。
一方、2018年の「十六夜」はもちろん翌日の9月25日です。
ではその時期の満月はと言いますと…。
なんと今年2018年の満月は9月25日なんですよ。
そうです。今年は十六夜が満月なんです。
なんかちょっとだけウキウキしません?笑
※十五夜というのは旧暦8月15日の夜だけを指すものではありません。十五夜というのは月が満月に最も近くなる日のことで、旧暦8月15日以外の15日も「十五夜」と呼びます。
ただし、旧暦8月15日は「中秋の名月」として特別扱いされてますので、一般的に「十六夜」というと旧暦8月16日を指すことになっています。 |
2018年は十六夜が満月だぞ!!いざよいの意味を詳しく解説!! まとめ
いかがでしたか?
本日は「十六夜(いざよい)」についてお話してきました。
十六夜の意味がザックリとでも、お分かり頂けたのではないかと思います。
毎日忙しく暮らしているとなかなかゆっくり月を見上げる機会というのも無いものですよね。
たまには何もせずにゆったりとお月見してみるのも良いかもしれませんよ。
思いも寄らないアイデアが生まれたりするかも!?
ではまた^^