こんにちは!オタ助です!
今日はペットを飼う上でとっても難しいと言われる「多頭飼い」についてお話していきたいと思います。
そうなんですよね。
もちろんペットは居れば居るだけ賑やかで楽しいモノですが、ただ単純に「飼いたい」と衝動的に多頭飼いを始めるのはやめておいたほうがいいです。
多頭飼いはそれなりの準備や相当な覚悟が必要になります。
多頭飼いを考えている飼い主さんは、今記事を熟読して頂き、もう一度フラットな状態で検討してみてくださいね。
もちろん「やめろ!」と言っているわけではありません。
ウチも猫の多頭飼い+ウサギ様が居ますし。
きちんと準備だけは整えてくださいねということです。
ではさっそく「猫の多頭飼い」について。
レッツゴーです。
スポンサーリンク
猫の多頭飼いって大丈夫?相性ってあるの?
まず初心者さんの場合は、基本的には時期のズレた(年の離れた)多頭飼いは避けるのがベターです。
このことを踏まえた上で「ネコの相性」や「多頭飼いのポイント」を説明します。
せっかく新しい家族が増えて、一緒に暮らすことになっても仲が悪かったら悲しいですからね。
では、どんな組み合わせが良いのでしょうか。
猫同士の相性の話はいろいろと言われていますし、個体差もあり、性格にもよりますから断定的なことはもちろん言えませんが…
- ♂同士。➡縄張り争いが発生。
- ♀同士。➡「お高くとまってんじゃないわよ」状態になる。
- 先住猫が老猫の場合。➡大暴れする子猫は老猫にとってストレスになる。
この3通りはまず避けたほうが無難だと思います。
基本的に多頭飼いは、後から来る子が子猫の場合がほとんどですが、最近は里親募集なんかもけっこうあります。
その際はまずはこのあたりを注意しましょう。
このように、ある程度育った猫の多頭飼いの場合は、まずは先住猫と後の子の性別が違うのが基本で、性別が違う中でも、先住が♀のほうが、より仲良くなる傾向があるんです。(不妊手術は基本ですよ)
【参考】ネコの避妊手術・去勢手術の時期!!猫の不妊手術は本当に必要!? |
とは言いつつも、どんなパターンも「先住猫がいて、あとから猫を飼う場合」は慎重に事を運ばないとかなり危ないです。
相性が悪かったときのストレスはハンパじゃないですので。
前述しましたが「ただ飼いたい」という人間のワガママでの多頭飼いは、まずやめたほうがいいです。
里親募集や捨て猫の保護みたいに、仕方がない場合以外は基本的にはやめたほうがいいと思います。
飼い主さんも含めてみんな大変なことになっちゃう可能性がありますからね。
ただし、個体差はありますが、先住猫がまだ比較的若い場合(7〜8歳まで)は子猫とだったらまだ何とか仲良くできる場合も多いです。
つまり先住猫が「コイツは自分にとって脅威ではない」と感じれば大丈夫なんです。
そして何より、やはり幼い頃一緒に過ごした兄弟・姉妹は基本的に仲良くなる傾向があります。
いえ。
これは血縁の意味ではなくて、社会適応を学ぶ生後2ヶ月頃に自分以外の猫と接しているか否かが大きいという意味です。
多頭飼いをする場合、例えば片一方だけが社会に適応出来ていても、もう片方が適応出来ていないと、これは非常に難しいです。
お互いに学んでいるのが大事なんです。兄弟というのは基本的にどちらも学習してますからね。しかも同じ空間での学習になりますから最高なんです。
どうしても多頭飼いが必要な場合のコツ
ここまでの説明を聞いた上でも飼わなければいけない状況の場合、コツがあります。
ただし無理はさせないでくださいね。
捨て猫を仕方がなく拾ってきたり、里親募集で仕方なくという場合などのポイントは…。
まずは二匹を会わせないことです。
会わせる前に、後の子の匂いがついたもの(タオルなど)を先住猫に嗅がせておきましょう。
1週間は会わせずに匂いや気配だけを感じさせるだけにするんです。
2週目に入ったらいよいよご対面ですが、子猫はケージに入れたままにしてください。
初日は1日10分。二日目は20分。三日目は40分…。など徐々に伸ばしていくと良いです。
威嚇はもちろんしますが、それは予想の範囲です。だんだんと慣れてきて、威嚇も小さくなっていきます。
そうなったらいよいよケージの外に子猫を出してみましょう。
この時、まだ襲いかかりそうなほど威嚇するようなら、出すのがまだ早いということです。
こんなことを繰り返すうちにだんだんと仲良くなっていきます。
しかし、最悪の場合もしっかりと想定しておいてください。さすがに半年も1年もこんな状態で、話が進まない場合は多頭飼育はもう無理でしょう。
はい。このようにまったく仲良くならないという場合も十分に考えられます。
そうなると別々の環境で飼わなければなりません。
ですのでネコを迎え入れる前に部屋の間取りや広さもちゃんと考慮しておきましょう。
別の部屋で飼うのは、可能か不可能かで考えれば、まぁ可能ですが、これは本当に大変なことです。
相当の覚悟が必要になります。ネコと暮らすというのは半年や1年の話ではないですからね。
何匹でもネコなどのペット飼うのはもちろん自由ですが、どんな状況になっても最後まで責任もって飼うという、覚悟だけは持たなければいけませんよね。
さて、多頭飼いにもしも成功しましたら、そのときは先住猫を優先して可愛いがってあげましょう。
子猫は可愛いですからね。
どうしても構いたくなっちゃいます。
それをぐっと堪えて、何事にも先住猫を優先して必要以上に大げさに可愛いがるのが大切です。そうすることで先住猫はとても安心します。
何事も先住の子が最優先です。
先住の子に可哀相な思いをさせた時点でその多頭飼いは失敗です。
しかも人的な失敗です。そんな思いをさせないようにしましょうね。
あとは費用のこともしっかりとシミュレーションしておきましょう。
しっかりと計算しておかないと大変なことになりますよ。
単純に増えた頭数分は何でもかかります。ごはん代、砂代、遊び道具代は当然として、医療費はハンパじゃないですからね。
そのあたりもしっかり考えた上で決断するようにしましょう。
ウチもお札がヒラヒラ飛んでいってます。
余談ですが2週間ほど前にうちのナナが入院・手術をしまして、かかった費用は通院5回で49,950円(血液検査など様々な検査含む)、手術67,000円、入院121,570円で合計238,520円です。(ペット保険に加入してますので半額ですが。)
ちなみに今日もこれから病院です。(ついに抜糸)
ネコ多頭飼いの注意点!!相性がいい猫は!?何がストレス!? まとめ
いかがでしたか?
本日は「ネコ多頭飼いの注意点!!相性がいい猫は!?何がストレス!?」と銘打ち、ネコの多頭飼いについて詳しく解説してきました。
ネコと暮らすのは楽しいですし幸せなことです。
しかしそれと同時に責任と表裏一体ということがお分かり頂けたのではないでしょうか。
冒頭にもお話しましたが、多頭飼いを否定しているわけではありません。
猫ちゃんたちの一生に責任を持ちましょうということをお伝えしたかったわけです。
あなたと猫ちゃんがいつも楽しく笑って暮らせるように願っております。
それでは本日は以上になります。
最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。
ではまた^^
【関連記事】
カリカリとウェットフードはどっちがいい?そんなもんは猫の好みです!
飼い主さん…。そのオヤツって本当に必要?それ、自分のためにあげてない?
声を出さずに鳴く伝説の「サイレントニャー」の意味を解説しよう!
猫がお互いに毛繕い「幸せのアログルーミング」の本当の理由とは!?
あなた…。だから猫に嫌われるんですよ。猫に好かれる4つの約束とは?
今年も動物愛護週間がやって来る!ペットを飼うならそれなりの覚悟を持ってほしい。
十二支(干支)に猫がいない本当の理由とは!?海外には猫年がある!
【猫の可愛いふみふみ】悶絶必死のこの仕草。意外な理由って知ってます?
猫の睡眠時間は人間の倍以上!可愛いからって邪魔しちゃだめなんです!
猫を飼うなら知っておきたい!しっぽがピーンとして「ぴくぴく」するのは好奇心!?
【猫を飼うなら知っておこう!】効果抜群!噛み癖が直らないときの「6つのしつけ」
猫を飼うならお風呂はどうする!?嫌がる猫をお風呂に入れてもいいの?
【猫を飼うなら遊び方を学べ!】5分で学べる猫と遊ぶ4つの方法!
しっぽでわかる猫の機嫌。8つの振り方を覚えていつでも仲良し!
【猫を飼うための基礎知識】猫の危険な嘔吐!吐きすぎは危ない!