こんにちは、オタ助です。
今日は長年続くのあの論争についてお話していきたいと思います。
そうです。
かの有名な…。
「エレキバンって効くのか論争」です。
今回はついに、この「タブー」にブッ込んで行きますからね。
不毛な論争にいよいよ終止符が打てればと考えております。
肩こり、腰痛などにお悩みのあなたならば、半信半疑ながらも一度は「エレキバン」を試してみたことがあるはずです。
どうです?あなたは効きましたか?
本当にコレに関しては賛否両論ですよね。
そうなんです。
そういうふうに仰る人も居れば、「ぜんぜん効かない」とゴミ扱いする人もいるんですよね。
これは是非とも探ってみたい案件です。
さてそんな「エレキバンの効果」…。
効くのか?それとも効かないのか…?
本当のところはどうなのでしょうか。
今回も、ごりごりと根掘り葉掘りホジクリ回して行きましょう。
それではさっそくレッツゴーです。
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んで、実際のトコどうなのよ。
「ピップエレキバン」
この国で産まれて生活し、ほどほどにマスメディアに触れていれば、まぁまず知らない人は居ないというくらいの超有名な商品ですよね。
磁気のチカラで血行を促進し、肩や腰のコリ(痛み)をほぐす(和らげる)という謳い文句の商品で、
なんと「医療認可」も下りてるんですよ。
うーん…。そこなんですけど、エレキバンが販売開始されたのって1970年台の前半なんですよね…。
今から40年以上も前の医療認可の「質」ってどれほどの信頼性があるのでしょう?
この40年で医療技術がどれほど進歩してるかを考えると、些か疑問符が付きますよね。
エレキバンの公式ページの説明はこうです。
ピップエレキバンの磁気は体内に働きかけ、血行を良くし、コリに効く。
磁気が皮膚を越えて作用しはじめます。
ピップエレキバンは、貼った瞬間から、磁気が皮膚を越えてコリのある部位に作用しはじめます。皮膚の中へゆっくり「浸透」するのではなく、瞬時に伝わる。これは磁気ならではの特長です。
うーむ…。本当ならば確かにすごいのですが…。
効果はよくわからない?
厚生労働省は「エレキバン」を医療器具として認めてはいますが、エレキバン自体が発する磁気がどの程度人体に影響を与えているのかについてはジツはよくわかってないんです。
ただし、サーモグラフィを使った実験では、エレキバンを貼った部分の体温が上昇しているのがある程度確認されています。
つまり磁力によって貼った部位の血流が良くなったと言えるのかもしれません。
磁気のチカラではない?
ジツはエレキバンには見逃されている作用があります。
それは「ツボ」に対する作用なんです。
私たちにも非常に馴染みのある「ツボ」ですが、東洋医学では気血の集まる場所として「ツボ(経穴)」の存在を認めています。
しかし現代の先進医学を持ってしてもこの「ツボ」が何なのかはまだ証明されていないんです。
この「ツボ」の存在を科学的に実証しようとした研究は数多く行われていて、エレキバンに関しても「磁気そのもの」というよりは「ツボ」に何らかの影響を与えているのではないかと言われています。
「皮膚上に長時間に渡り、同一の刺激を与え続ける」と血流促進などの変化が見られるとの実験報告もあるんです。
平たく言いましょう。
極端な話ですがこの実験によると、
『凝り固まった部位に貼るものは「米粒とセロテープ」でも良い』わけです。
衝撃ですよね。笑
磁気のチカラが「効く」「効かない」は別として、磁力があろうが無かろうが、同一の刺激を与え続ければ「コリ」は解消される可能性があるんです。(あくまでも可能性のお話ですよ。)
プラシーボ効果って知ってる?
お医者さんから処方される「医薬品」には必ず一定の効果があります。
なぜなら、その効果を客観的データとして厚生労働省に認められないと「医薬品」として認可されないからなんです。
でも。
「ぜんぜん効かねぇーな!この薬!」なんて思ったことはありませんか?
これは「薬が効かない」のではなく「もはやその薬の効果で改善出来るレベルの症状ではない」からなんです。
逆に「プラシーボ効果」というものもあります。
それは患者の「感受性」と「症状」のバランス・相性を利用したものと言えると思います。
極端な話ですが、名医の先生に「コレ絶対効くよ。」って「小麦粉」を渡されると症状が改善されるということです。
プラシーボ効果
偽薬効果(ぎやくこうか)、プラシーボ効果(placebo effect)、プラセボ効果とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられることを言う。
この改善は自覚症状に留まらず、客観的に測定可能な状態の改善として現われることもある。
原病やその症状自体の改善というよりは、「薬を飲んでいる」事による精神的な安心感の方が目的となる事もあり、このような単なる安楽は通常偽薬効果には含まれないが、その区別が難しいこともある。
参照:Wikipedia
ですので、エレキバンに関しても「効く!」と信じて使うのと「どうせ効かねー…。」と思い込んで使うのでは、その効果に差が出てくるということはありえそうです。
このようなものは、自分が信頼している人に勧められると効果がありそうな気がしてしまいますよね。
自身の話で恐縮ですが、例えば「ブルーライトカットメガネ」というメガネがあります。
これはPCなどのブルーライトを遮断してくれるという優れたメガネです。
筆者はこの効果をかなり強く実感していますが、ジツはまだその効果は正確には証明されてないんです。
これですよね。
思い返してみればこの「ブルーライトカットメガネ」を勧めてくれたのは、筆者のことを本当に心配してくれている奥さんだったんです。
信頼している人から「コレ良いのよ。」と勧められれば、やはりその気になってしまうんですね。
「プラシーボ効果」。なるほどと言った感じです。
まとめ
いかがでしたか?
本日は「エレキバンの効果」に関してお話してきました。
答えが出たわけではありませんが、その使用については個人の意思ということになりそうです。
せっかく使うのであればまずは「信じてみる」ことなのでしょうか。
効果を信じて使ってみたらコリは改善されるかもしれませんよ。
何事も疑うよりは、まず信じてみることなのでしょう。
ちなみに筆者は効果を実感する前に皮膚がかぶれてしまいますので使用してません。笑
ですので、こんな首を温めながらストレッチ出来るものを使ってます。
「ホット首ストレッチャー」 頸椎ストレッチ 湯たんぽ型 マッサージ枕
良かったら使ってみてくださいね。
ではまた^^
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