台風

 

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こんにちは!オタ助です!

前回記事では2018年の台風発生の傾向や9月が最も発生数が多いことなどを、気象庁のデータを元に徹底解説してきました。

【関連】2018年の台風は9月が最も多い!?気象庁データを元に大胆予想!
意外よね!わたし、8月がダントツ1位だと思ってたもん!
めめ
…。
せぶ
んにゃ…。
ナナ
ごろごろ…。

 

さて本日もですね、前回に引き続き台風についてのお話になりますが、今回は「台風の進路」にフォーカスしていきたいと思います。

特にこの記事をご覧になっている方は、例えば旅行の予定がすでに決まっていて「日程が近づいて来てるのに台風直撃で飛行機飛ばないかも…。」なんて怯えてしまっているかもしれませんよね。

困るわ…!

 

ぜひ今記事を参考にしてみてください。

ある程度の進路予測はできるかもしれませんよ。

それではさっそく詳しく解説して行きましょう。

レッツ、2018台風の進路っ!!


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台風の進路はどうやって決まる?

台風というのは、毎回同じところを通過するわけではなく中国へと抜けていったり、はたまた東京を直撃してしまうこともあります。

たしかにそうね。なんでなのかしら?

 

はい。

そもそも、赤道付近などの熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びます。

聞いたことある!

 

平たく言えば「台風の元」ですよね。

この「熱帯低気圧」のうち、北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)、または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)が「およそ17m/s(34ノット、風力8)以上」にまで発達したものを「台風」と呼びます。

すこし難しいですが、「熱帯低気圧が強くなったものが台風」と認識して大丈夫です。

参考:気象庁公式サイト

台風はどうやって進路を決めてる?

では本題の「台風の進路」について解説して行きましょう。

まず知っておかなければならないのは、台風というのは自分で移動することが出来ないということです。

そうなんだー!?

 

はい。ジツはそうなんですよ。

台風というのは「地球全体の空気の流れ」によって移動します。

地球全体の空気の流れ?

 

台風は「上空の風」に流されて動き、また「地球の自転の影響」で北へ向かう性質を持っています。

そのため、通常東風が吹いている「低緯度」では台風は西へ流されながら次第に北上し、上空で強い西風(偏西風)が吹いている「中・高緯度」に来ると台風は速い速度で北東へ進みます。

へ〜…!

 

そしてさらに、風や自転に加えて「気圧」も影響します。

気圧?

 

はい。たとえば日本の南海上に台風が発生しても、そのまま真っ直ぐと北上することは滅多にありませんよね。

発生直後は「北西」に向かって移動し、徐々に日本に近づくにつれ北へと舵を切り、「東北東」「北東」へと進路を変えてきます。

たしかにそんなイメージ…。

 

前回記事でも軽く触れましたが、低気圧というのは高気圧に沿って移動するんです。

台風は季節によって進路が変わる

あ…!夏の太平洋高気圧!

 

はい。そうなんです。

日本の南海上で発生した台風(低気圧)は北上し太平洋高気圧にぶつかります。

すると台風は「気圧の低い方へと移動」します。これが前述の「低気圧は高気圧に沿って移動する」ということです。

台風はその後もそのまま高気圧に沿って移動しますが、どんなに強力な真夏の太平洋高気圧もどこかで途切れますよね。

うん…。

 

この途切れた場所から北や東に進路変更するということなんです。

ですので台風というのは「季節によって進路が大きく異なる」わけなんですね。

なるほど!高気圧が弱まってるときだと日本に直撃しちゃうってことよね!?

 

その通りです。前回記事2018年の台風は9月が最も多い!?気象庁データを元に大胆予想!の理由もここにあるんですね。

台風の進路というのは大きく3通りになります。

①台湾、フィリピン、中国大陸方面へ抜ける進路

初夏や晩秋などは、太平洋高気圧や北からの移動性高気圧の影響で台風は日本列島に近づくことはなかなか出来ませんので、そのまま西へ抜けていってしまいます。

(おおよそ6月頃まで)

②日本列島へ近づく進路

真夏の太平洋高気圧の勢力が衰えはじめた晩夏から秋にかけては最も注意が必要な時期です。

台風は衰えた太平洋高気圧に沿って進んできますので、日本に直撃してしまうことが多い時期になります。

(おおよそ8月中旬から10月初旬頃まで)

③日本の南海上で東に抜けていく進路

晩秋のころは太平洋高気圧はすっかり弱まり、オホーツク海高気圧や移動性高気圧がしっかりと張り出してきますので、台風は日本には近づけず遙か南の海上で東に抜けていきます。

(おおよそ10月中旬以降)

もちろん、これはあくまでも大きく分けた場合のパターンですので、7月や8月でも太平洋高気圧が一時的に弱まっているときなどは日本に直撃してしまうこともありますので注意が必要ですよ!

気象庁での台風の進路予測方法

気象予報士

では気象庁ではどのようにして台風の進路を予想しているのでしょうか。

気になる!

 

気象庁が台風の進路予測をする際にまず行うのは、気圧や風速など予測に必要な観測地のデータを集めることです。

その集められたデータを気象庁のスーパーコンピュータに入れ、計算し進路予測を立てます。

この進路予測は「アンサンブル予報(予測)」という方法で行われています。この方法は入力する初期値を複数にし予測精度を上げるというものです。

アンサンブル

ブルーの線が複数あるオレンジの線の平均値ということになります。

すごーい!

 

このような方法で導き出した予測を基にして、気象予報士が進路予測をしてるんですよ。

気象庁公式サイト/アンサンブル予測


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台風の月別進路

それでは気象庁が発表している「月別の台風の進路」を見ていってみましょう。

前述してきたとおり、台風は春先は低緯度で発生し、西に進んでフィリピン方面に向かいますが、夏になると発生する緯度が高くなり、下図のように太平洋高気圧のまわりを沿いながら日本に向かって北上する台風が多くなります。

8月は発生数が非常に多い月ですが、台風を流す上空の風がまだ弱いため、台風は不安定な経路をとることが多く、9月以降になると南海上から放物線を描くように日本付近を通るようになります。

やっぱり9月が要注意なのね!

 

そうなんですよね。

このとき秋雨前線の活動を活発にして大雨を降らせることもあります。

有名な「室戸台風」や「伊勢湾台風」など過去に日本に甚大な被害をもたらした台風の多くは9月にこの経路をとっています。

【関連】秋雨前線とは|2018はいつまで停滞?天気図を見ながら詳しく解説!

台風進路

(実線は主な経路、破線はそれに準ずる経路)

画像:気象庁/台風の発生、接近、上陸、経路

また、台風の寿命(台風の発生から熱帯低気圧または温帯低気圧に変わるまでの期間)は30年間(1981~2010年)の平均で5.3日ですが、中には昭和61(1986)年台風第14号の19.25日という長寿記録もあります。

長寿台風は夏に多く、不規則な経路をとる傾向があり予測しづらいという特徴がありますので注意が必要です。

台風進路図の見方

よくテレビなどでも見かけることの多い「台風進路図」ですが、その見方を若干勘違いしてしまっている人もいますので解説しておきます。

一番多い勘違いは「予報円」です。

予報円?

 

はい。下図を見てください。

台風進路図

画像:http://tokai-tv.com/tenki2/typh/typhoon.html

 

台風の現在地から翌日、2日後、3日後などの位置を「予報円」という形で指し示しますが、この予報円は段々大きく描かれます。

これを「日を追うごとに台風が大きくなってる!」と勘違いしてしまう人が多いようなんです。

この「予報円」が大きく描かれているのはあくまで「この中のどこかに移動する可能性がある」という意味ですので、「どんどん大きくなっていく」という意味ではありませんからね。

わたし大きくなると思ってた。笑

 

台風進路図(上図参照)では、以下のことを表しています。

・黄円の範囲は風速15m/s以上の強風域
・赤円の範囲は風速25m/s以上の暴風域
・白の点線は予報円(台風の中心が到達すると予想される範囲)
・薄い赤のエリアは暴風警戒域(台風の中心が予報円内に進んだ場合に暴風域に入る可能性のある範囲)

なお、台風の暴風域が無くなる場合、暴風警戒域は無くなり、予報円のみとなります。

参照:tokai-tv.com

2018台風の進路を予想したい!! まとめ

いかがでしたか?

本日は「2018台風の進路を予想したい!!上陸は!?直撃は!?気象庁のデータを元に徹底解説!!」と銘打ち、台風の進路予想について詳しく解説してきました。

台風の進路を100パーセント当てることはなかなか難しいですが、周囲の環境を読み解いて進路を予想するということは出来そうですよね。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

それでは本日は以上になります。

最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。

ではまた^^

 

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