いやぁ〜。本格的な夏の到来ですねーっ!!
何度も何度もこのブログで書いてますが、筆者の部屋にはエアコンが無いんです!
うだるような夏の暑さも、突き刺すような太陽の日差しも、夏の醍醐味といえば醍醐味なのですが、まぁなにしろ暑いですね…。
さて、連日のニュースで伝えられているこの夏の暑さですが、ニュースの中で「真夏日」とか「猛暑日」とか「夏日」とかってよく言ってますよね。
あれ、すごく気になりませんか。
しょっちゅう聞くのに意外と細かな違いって答えられないものなんですよね。
今回はそんな「真夏日」「猛暑日」「夏日」など、この時期とっても気になる言葉の違いが何なのか詳しく調べてみました。
知ってるようで知らない事や、勘違いしてることって本当に多いんですよ。
ではさっそく「夏用語の正しい使い方」行ってみましょう。
レッツゴーです。
スポンサーリンク
「夏日」「真夏日」「猛暑日」とは
「夏日」「真夏日」「猛暑日」など、これらの言葉は正式に気象庁が定めている言葉なんですよ。
夏日とは
夏日というのは、気温が25度以上30度未満の状態を指します。つまり30度というのは夏日ではないんですね。
これくらいだとまだまだ身体も大丈夫ですよね。5月の頃でもこれくらいの気温になることはあります。
真夏日とは
真夏日というのは、気温が30度以上35度未満の状態を指します。あー。なるほどという感じです。真夏っぽいですよね〜。
僕らの少年時代に35度を超す日なんてありましたっけ?大体暑くても31度とか32度だったような…。
33度なんてなったら「えらいこっちゃ」という感じでしたよね…。
東京での「真夏日の連続記録」は2004年の40日間だそう。怖ろしいです…。
ちなみに真夏日の合計の日数記録は2010年の71日間らしいです。
ヤバくないですか?だって1年の中で、2ヶ月以上30度を超えた日があったってことですよね。
猛暑日とは
この猛暑日という言葉の歴史はまだ浅くて、ちょうど10年前の2007年から正式に使われるようになったそうな。
やはり僕の記憶の通り、昔は今のように35度を超えるような日はほとんど無かったみたいなんですね。
近年になってやたらと最高気温が35度以上になる日が出てきて正式に猛暑日という名称で制定されたんです。
でもこの35度とかって気温は、風通しのいい観測地点での話ですからね。ましてや観測地点の多くは芝生の上ですから。
僕らが暮らすアスファルトの上はいったい何度になっていることでしょう。
散歩中のワンちゃんの足の裏が心配でなりません。
きっと地球温暖化はもちろん、内陸部はヒートアイランド現象などの影響なんでしょうね。
じゃ酷暑日ってなに?
酷暑日って聞いたことあります?
筆者はなんとなく聞いたことがあった気がしてちょっと調べてみました。
すると、この酷暑日っていうのはどうやら正式な気象用語ではないということが判明しちゃいました。
この酷暑日の意味は前述の正式用語「猛暑日」と同じなんです。
気象庁が正式に猛暑日という名称を定める前に、メディアが言い始めてしまったんです。
おそらくは2006年頃に急激に最高気温が35度を超す日が頻発し始めて、従来の真夏日という表現では一般視聴者に「その危険が伝わらない」と判断したんでしょうね。
ちなみに「40度超え」の正式名称はまだ無いそう。
まだまだ頻発するようなものではものではないですが、近い将来これも何かしらの名称がつくんでしょうね。
熱帯夜は?
余談ですが「熱帯夜」も気になりませんか?
この熱帯夜というのは考え方が「真夏日」や「猛暑日」などとは真逆で、その基準は「最高気温」ではなく「最低気温」なんですね。
その日の夕方から翌日の早朝までの夜間の最低気温が25度を下回らなかった場合が「熱帯夜」ということになります。
また最低気温が20度を下回らなかった場合を「真夏夜」と言いますが、近年この状態は特に珍しいことではなくなってしまいましたのでほとんど使われなくなってしまいました。
ちなみに最低気温が30度を下回らなかった場合を「超熱帯夜」などと呼ぶことがありますが、これは気象用語として正式なものではありません。
まとめ
いかがでしたか?
本日は「真夏日」や「猛暑日」など夏の気象用語についてお話してきました。
意外と知らないことや曖昧だったこと、「へ〜…!」と言ってしまうようなこともあったのではないでしょうか?
まだまだ暑い日が続きますからね。
夏バテ防止のためにもガッツリ鰻丼を食べて元気に猛暑を乗り切ってくださいね!
ではまた^^
最近ではこんな便利な日傘もありますので是非チェックしてみてくださいね!