こんにちは、オタ助です。
まぁしかし毎日毎日なんちゅー暑さでしょうね…。
食べてるチョコアイスが溶けてボタボタ垂れちゃってます…。(いまアイス食べながらこの記事を書いてます。笑)
このブログで何度も何度も何度も、なぁーんどもお伝えしている通り、筆者の作業部屋にはエアコンが無いんです。
21世紀に突入して久しい2017年現在、まだ扇風機でがんばってるんですよね。
作業部屋に設置している温度計はなんと「29.6℃」となってます。
まだ7月も前半戦で、しかもまだ朝の8:30ですからね。さすがに猫たちもダレきってます。(リビングの方は涼しくしてるんですけど、こっち来ちゃうんです…。)
なぜ筆者の作業部屋がこんなにも暑いのかというと、エアコンが無いのはもちろんなのですが、もうひとつ大きな理由があるんです。
それは「立ち上がることなく、いつでも冷たいビールが飲みたい。」というアホみたいな理由で作業部屋に巨大な「冷蔵庫」を設置しているからなんです。
この冷蔵庫が放出する熱っていうのがなかなか凄いわけです。(← どかせばいいだろっ!)
さて今日はですね、そんなクッソ暑い夏場に冷えなくなると困っちゃう冷蔵庫についてお話していきたいと思います。
「冷蔵庫が冷えない」というのにはちゃんと理由や原因があるんです。
テンパって高額な修理依頼を出す前にちゃんと確認しておきましょうね。意外とカンタンに正常運転に戻ることもありますから。
それでは「冷蔵庫が冷えない原因」さっそくレッツゴーです。
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そもそもメーカーが冷蔵庫の寿命を設定している?
冷蔵庫を含めた家電製品というのは、現代を生きる私たちにとっては欠かすことの出来ないものになってますよね。
「家電有りき」の生活というのが、あまりにも当たり前になってます。
- 食材を保存するための冷蔵庫。
- 部屋を涼しくするエアコン。
- お風呂上がりはドライヤー。
などなど家電は私たちの生活と非常に密接に繋がっていますよね。
それらの家電製品の性能というのは年々向上し、特に日本産というのはそれだけで信頼に値するという「国産神話」が当たり前になってます。(海外でも日本産=安心・安全という認識が一般的だそう。)
さて、これだけ「製品への信頼が厚い」ということは、言い換えればそれだけ「メーカーへの責任」が求められてきます。
例えばドンキなどの格安量販店で購入したものが壊れたとしても、それほどイラついたりはしませんよね。
「あー。ヤッパリネ。安カッタモンネ。」となるはずです。
要は「製品自体」や「それを作ったメーカー」、「売った販売店」が信頼されていれば信頼されているほど、その反動は大きいわけです。
もしも壊れてしまったら「信頼して購入したのに壊れやがった!!」などと言い出す輩も出てくるシマツです。物が壊れるのは当たり前なんですけどね。
ましてや、壊れたことによって重大な事故にでもなったら大変です。マスメディアを含めた「ありとあらゆるところ」からの総攻撃が始まってしまいますよね。
そこで。
メーカーは逆に「数年のうちに、コントロール可能な範囲で『安全且つ確実に』壊れる設計」というのを施しているんです。
冷蔵庫が冷えないというのも、この設計の可能性があります。
このご時世、中途半端に頑丈に作って長い間壊れないけど、壊れるときは「どう壊れるかワカラナイ」なんていう商品は作れないわけです。
また、家電製品などには「補修用性能部品の最低保有期間」というものが定められています。
これは「この期間は、もしそれが壊れちゃっても修理に必要な部品をちゃんと用意してるから安心してね♪」ということです。
冷蔵庫の「補修用性能部品の最低保有期間」は「9年」です。
つまり購入してから9年以上経過した冷蔵庫の場合は、修理に必要な部品が手に入らない可能性があるわけです。
平たく言いましょう。
冷蔵庫などの家電製品はある一定期間が過ぎると「買い換え」が必要になるよう「メーカーがコントロールしている」ということなんです。
冷蔵庫が冷えない原因(寿命ではない場合)
冷蔵庫の寿命はメーカーがコントロールしているということを前述しましたが、そうではない場合も考えられます。
それは私たちの「使い方」です。
製品にはどんなものでも「正しい使用方法」というものがあります。
推奨される使用方法から逸脱した使い方をすれば、当然冷蔵庫は本来の性能を活かすことが出来なくなってしまいますし、その寿命も縮めてしまうことになります。
では考えられる「冷蔵庫が冷えない原因」とはどんなものがあるのでしょう。いくつか挙げてみたいと思います。
- 冷蔵庫が放熱出来てない
- 庫内の冷気が循環出来てない
- 霜が付着している
この辺りが考えられますね。詳しく解説していきましょう。
冷蔵庫が放熱出来ていない
冷蔵庫は熱を逃がすことによって庫内を冷やしています。熱をうまく逃がす環境になければ冷蔵庫が冷えないのは当たり前のことですよね。
冷蔵庫にマグネットやセロテープを使ってペタペタと紙を貼ってませんか?予定やレシピなどを冷蔵庫に貼っておけば便利なのはわかりますが、冷蔵庫にとっては甚だ迷惑な話というものです。もし貼ってあるならすぐに取ってあげましょう。
また、壁との間や天井との間に適度なスペースはありますか?このスペースを確保しておかないと正常な放熱が出来なくなりますので注意してください。
炊飯器やガス台などの熱源も避けてあげましょう。室温が高すぎるのも冷蔵庫のパフォーマンスを低下させますのでこちらも併せて注意してください。
庫内の冷気が循環出来てない
冷蔵庫に食材を詰め込みすぎてませんか?
冷蔵庫に収納する食材の適度な量は最大容量の7割程度と言われています。
過度な詰め込みをすれば当然冷気は回りません。作り置きのお料理をタッパに小分けにしている場合などは注意してくださいね。
もしも作り置きのお料理をタッパで収納する場合は、角がきっちり四角い入れ物を使うよりは、多少丸みを帯びた入れ物で保存する方が冷気のためには良いですよ。(隙間を作るという意味です。)
これ見て下さい。我が家で使ってるのはまさにこれです。蓋を外すとそのまま小鉢として食卓に出せるのでかなり便利ですよ。
また、収納している量が適正な場合でも、冷気の吹き出し口を塞いでしまうと良くないですよ。
吹き出し口付近には食材は置かずに6〜7cmは空けておきましょうね。
霜が付着している
庫内(特に吹き出し口付近)に霜はありませんか?
霜が張ってしまうと冷気はうまく循環されません。
霜取りセンサー自体が故障してしまっている場合もあるかもしれませんが、これは4〜5年で壊れるようなものではありません。
考えられる原因は「ドアを空けっぱにしていることが多い」や「まだ温かいものを入れてしまうことがよくある」などです。
これらをしてしまうと庫内の温度が急激に上がり、冷蔵庫は必要以上に頑張ってしまいます。必要以上に頑張ってしまうと霜が張ってしまうというわけなんですね。(温かいものの水蒸気もあります。)
多少の霜は仕方の無いことなのですが、注意してほしいのは「強引に取らない」ということです。間違ってもゴリゴリと霜を取るのはやめてください。
霜の取り方は簡単です。食材をクーラーボックスなどに一時避難させて、冷蔵庫の電源を切る(コンセントを抜く)だけです。
この時かならず冷蔵庫のドアは開けて(冷気を逃がして)いらないタオルなどを庫内に置いてくださいね。(水分が出ますので。)
それほど酷い霜でなければ3時間程度でキレイに無くなりますよ。
故障が原因で冷蔵庫が冷えない場合は
もちろん故障の程度によりますが、基本的には修理より買い換えがおすすめです。
下手に修理してもまた違う原因で壊れたりもしますし、修理費用も高額になる場合があります。
そもそも前述の通り「そういう設計」ですので仕方がないことだと割り切りましょう。
そして買い換えるなら比較的価格の高いものを選びましょうね。この手の家電製品というのはその性能と価格が基本的に比例します。(余計な機能のせいで高額なものはダメですよ。)
良い物は高い。高い物は良い。で基本的に大丈夫です。
冷蔵庫が冷えない原因 まとめ
いかがでしたか?
本日は「冷蔵庫が冷えない原因|冷蔵庫の寿命はメーカーが設定している!?」と銘打ち、冷蔵庫の寿命や冷蔵庫が冷えない原因についてお話してきました。
意外とご存じないこともあったのではないでしょうか?
この時期、冷蔵庫が冷えないなんて最悪ですからね。異常を感じたら前述した方法をまずは試してみてくださいね。
ではまた^^