こんにちは、オタ助です。
秋の京都…。
世界中の人に愛され、その美しさはよく知られていますよね。
「今年こそ…。」と思いながら、まだ一度も訪れたことがないそこのあなた…。
もったいないですよ。
京都の紅葉…。
まじですげーです。
「いつかは行きたい。」なんて思っているのであれば、今年行っちゃいましょう。後悔確率0%です。
京都には「名所」と言われる紅葉スポットが数多く点在し、訪れる観光客の目を楽しませていますが、本日はその「名所」の中でも「ここだけは!!」という「厳選3カ所」を徹底的に紹介していきますよ!
それではさっそく行ってみましょう。
レッツ、京都momijigari!!
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京都紅葉トップ3その① 東福寺
東福寺は京都市東山区本町にある臨済宗のお寺で、九条道家によって創建された大寺院です。東福寺という名前は、かの有名な奈良の東大寺と興福寺に由来します。
東福寺の境内を流れる三ノ橋川沿いにはたくさんのモミジやカエデが広がり、特に通天橋から望むその圧巻の景色は思わず息を呑みこんでしまうほど。
こちらはめずらしい東福寺の空撮動画です。東福寺の全体像が掴めますよ。2分くらいの動画です。
東福寺のオススメ紅葉スポットも紹介していきましょう。
通天橋
こちらの通天橋からの眺望は格別です。(通天橋とは本堂と開山堂を繋ぐ長さ27mにもなる歩廊のことです。)
この通天橋の下を流れる三ノ橋川沿いにはおよそ2000本ものモミジやカエデが並び、後述する洗玉澗という渓谷を作っているんですね。
写真のように通天橋の中程にはグッと張り出した舞台があって、こちらから洗玉澗を見下ろすわけです。
いや。本当に凄いですよね。まさに京都随一の紅葉だと思います。
ただし。
この通天橋の混み具合は本当に笑えないです。そりゃ撮影禁止にもなるでしょというところです。なにしろ人が進んでいかないですからね。人が進まないのに後から後から更に押し寄せてきて、もうどうにもなりません。
人混みが苦手な人は避けたほうがいいかもしれませんが、景色はまちがいなく超一流です。
臥雲橋
通天橋の舞台の向こう正面に位置する橋が臥雲橋になります。
こちらの臥雲橋から洗玉澗を挟んで通天橋を見上げるアングルが、もしかしたら一番有名なカットかもしれませんね。本当に素晴らしい眺めですよ。
晴天に恵まれれば青と赤の見事なコントラストが水面に映って最高ですよ。
洗玉澗
こちらは洗玉澗と言います。
この渓谷は前述の橋の上から見下ろすのももちろん良いのですが、間近で楽しむとまた違った趣があります。
目線の高さのモミジやカエデを先程とは逆に見上げると、真っ赤な紅葉がより鮮やかになります。「あー…。紅葉狩り来たなぁー…。」という感じです。笑
はい。いま紹介させて頂いたポイント以外にも「偃月橋」「龍吟庵」「泉湧寺」なども見どころになります。
詳しくはこちらをご覧ください。
京都紅葉トップ3その② 清水寺
清水寺というのは「常盤御前(義経さんたち3人のママです。)」が幼少期より信仰していたことでも有名ですよね。清水寺の千手観音に今若(阿野全成)、乙若(源義円)、牛若(源義経)3人の無事を祈願したそうですよ。(頼朝さんは腹違いです。)
「清水寺」は京都府京都市東山区にあるお寺で世界遺産にも認定されてます。
こちらには年間およそ500万人もの観光客が訪れ、特に一年で最も美しくなるこの晩秋の紅葉時期は毎年大変な混雑となります。
しかしその燃えるように赤い紅葉の圧倒的大パノラマは大混雑、大行列を堪えても見るに値します。
清水寺の本堂である清水の舞台から見渡すその圧巻の景色は、時が経つのも忘れて見入ってしまいますよ。
清水寺と言うと有名な清水の舞台がある本堂を想像してしまうと思いますが、清水寺というのはそれ以外にも様々な観覧スポットがあり、非常に広いです。
この広い敷地を持つ清水寺の中から押さえておくべき絶好の紅葉スポットをご紹介していきますね。
こちらの動画も是非参考にしてください。
本堂(清水の舞台)
こちらの本堂はあまりにも有名ですよね。
「清水の舞台」で有名な「舞台造り」の本堂はなんと「国宝」に指定されていて、錦雲渓という渓谷の断崖に建てられています。
はい。前述の通り清水寺全体が世界遺産に指定されていて、この本堂は国宝にも指定されているんです。凄いお寺ですよね。
もともとは平安時代に建てられたものですが、現存するものはまだ江戸の世に入ったばかりの1633年(寛永10年)に、三代将軍徳川家光によって再建されたものなんです。高さは現代建築の4階相当にあたる18mにもなるんですよ。
下に降りてみたりするとよくわかるのですが、この本堂は「懸造り(かけづくり)」という建築方式が採用されていて、139本の欅の柱を使用し、「地獄組み」というおそろしい名前の方法で作られています。(釘を一切使っていないんだそうです!)
その上に舞台が設置されているわけなんですね。やはり古来の趣を残す舞台からの景色は格別ですよ。
本当に凄いですよね。こちらの舞台からは京の都の市街を一望することが出来て、さらに目線を下げると錦雲渓の「赤い雲海」が視界に飛び込んできますよ。
奥の院
美しい曲線を描いた檜皮葺き屋根を持つこちらの「奥の院」は本堂と同じ時代に建てられたものです。悠久の時を感じますよねー。
この奥の院は寄棟造りという建築方式で作られていて、軒下には当時の面影を色濃く残した極彩色の文様の跡があるんですよ。写真だと少しわかりづらいかもですね。
本堂のベストショットを撮るのであればこちらからが最高です。よく見る清水の舞台の写真のほとんどはこちらから撮られたものなんですよ。
子安の塔
清水寺の「子安塔(こやすのとう)」は、聖武天皇、光明皇后の祈願所と伝えられていますが、その創建時期は不明とされています。
現在の建物は、1500年(明応9年)に再建されたもので高さ約15メートルの三重塔になってます。
明治期までは仁王門の左手前にありましたが、1911年(明治44年)に現在地に移されたんですって。
堂内には子安観音(千手観音)が安置され、安産の神として信仰を集めてきました。前述の常盤御前はこちらを訪れて祈願したんですね。
子安の塔は本堂から見て錦雲渓を挟んだ南に位置する丘の上に建ってますので、こちらからは西門、三重塔、経堂、開山堂、轟門、朝倉堂、回廊、本堂までがずらりと並ぶ見事な景観が楽しめるんですよ。
こんな感じの景色です。いいですよね〜。「ご〜ん…。」と鐘の音が聞こえてきそうです。笑
仁王門
「仁王門」は、おなじみの金剛力士像が安置されている楼門のことですね。
おっ!阿吽の呼吸ですね!笑
こちらの「仁王門」は別名「赤門」と呼ばれていて、鮮やかな朱塗りがとっても印象的ですよね。朱色の仁王門と周囲の紅葉が渾然一体となって素晴らしい景観ですよ!
本当ですね!でもこの他にも「西門」や「三重の塔(子安の塔ではなく)」「音羽の滝」などまだまだ見どころがたくさんありますので、是非いろいろと回ってみてくださいね!
清水寺のライトアップ情報
え〜…。こちらの清水寺のライトアップですが…。
ハッキリ言って超すごいです。
月並みで且つ、稚拙な表現で大変恐縮ですが、「すごい」という言葉が一番しっくりきますね。
幻想的なオレンジと朱に輝くその光景は本当に圧巻です。息を呑み言葉を失うほどすごいです。
例年ですと11月第2週の土曜日から12月第1週の週末までライトアップされてますので、こちらは絶対に観に行きましょう。
夜の特別拝観(ライトアップされる)の時間は18:00〜21:00(受付)からになります。
ちなみに写真にもある青い光は「観音慈悲光」と言いまして、清水寺に伝わる青龍伝説に由来します。
清水寺についてはこちらに詳しく記載されていますので是非ご覧ください。
京都紅葉トップ3その③ 嵐山
秋の京都、京都の紅葉と言えばやはり「嵐山」です。ここは絶対に外せませんし、外してはいけません。
嵐山全体が紅や黄金に染まったその圧巻の景色はまさに筆舌に尽くしがたく、思わず息を呑み、時が経つのも忘れて見入ってしまいます。
嵐山の中から押さえておくべき絶好の紅葉スポットをご紹介していきますね。
こちらは燃えるような紅葉が美しい嵐山の動画になります。
渡月橋(とげつきょう)
大堰川(おおいがわ、下流では桂川)に架かるこの渡月橋は嵐山のシンボルとしてあまりにも有名ですよね。こちらは古くから紅葉狩りの地として人々に親しまれてきたスポットです。
初めて架橋されたのは西暦840年ころですが、現在架かる渡月橋は2001年にリニューアルされたものになります。
月が橋の上を渡るように見えることがその名前の由来なのだそう。ロマンチックですね〜。
天龍寺(てんりゅうじ)
天龍寺は、室町時代の初期に足利尊氏(あしかがたかうじ)が後醍醐天皇(ごだいごてんのう)の菩提を弔う為に建立したお寺です。こちらはなんと世界遺産にも認定されているんですよ。
そうなんですよ。
こちらは京都五山制度で第1位になったほどの格式ある禅寺ですしね。もちろん当時の面影はないですが、明治以降に再建された諸堂が多くたち並びます。
夢窓国師の作といわれる亀山と嵐山を借景にした池泉回遊式の庭園(曹源池庭園)は嵐山を代表する名庭園なんですよ。
大覚寺(だいかくじ)
こちらの大覚寺というお寺は、嵯峨天皇(桓武天皇の皇子)の離宮をお寺に改めた由緒ある門跡寺院です。
大沢池の水面に映る見事な紅葉は本当に素晴らしく、訪れる多くの観光客の目を毎年楽しませています。
またこちらの大覚寺では夜間に紅葉のライトアップが行われ、照らし出されたその幻想的な木々たちの趣はまるで絵画のように夜の池畔を彩ります。
清涼寺(せいりょうじ)
こちらの清涼寺にある釈迦如来像はインド・中国・日本の三国伝来で、国宝にも指定されています。
広大な境内には多宝塔や弁天堂など歴史的建造物も多く、それらを背景にした紅葉は格別です。また写真のように回廊から眺める紅葉もまた良いものですよ。
ちなみに清涼寺は豊臣秀吉の嫡子、秀頼の首塚があることでも有名ですよね。
そうなんですよね。見どころが多すぎて困ってしまうほどです。
前述したスポット以外にも「宝厳院」「常寂光寺」「二尊院」「厭離庵」などまだまだ見どころはたくさんあるんですよ!
詳しくはこちらをご覧ください。
京都の紅葉2018 まとめ
いかがでしたか?
本日は「京都の紅葉2018おすすめは!?絶対行きたい紅葉名所トップ3はこれだ!」と銘打ち、絶対に行ってほしい京都の紅葉名所トップ3を選ばせて頂きました。
もちろん今回ご紹介した以外にも素晴らしい紅葉名所はありますが、まずはこのトップ3を押さえておけば間違いありません。
是非今年は日本が世界に誇る京都の紅葉を余すところなく思いっきり楽しんできてくださいね!
ではまた^^
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