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土用の丑の日は鰻を食べよう
うなぎの蒲焼き…。
土用の丑の日には絶対に食べたいご馳走ですよね。でも本当に高い!
去年、鰻屋さんで注文したんですよ。特上を!奮発して!
そしたら小振りなヤツがぺろっと乗って7,000円ですよ!7,000円!
も〜ダメですね。もう自宅でやります。ちなみにですが僕は料理人歴23年のプロです。まじで本気出します。
(渋谷で料理屋を経営してましたが、頸椎の大ケガで半年ほど前にお店をたたみました。)
では「完全保存版」で鰻の蒲焼き温め方をご紹介します。
これが一番
うなぎの蒲焼きの温め直しに関しては色々な情報が飛び交ってますが、今回紹介するやり方がご家庭でやるには一番かなと思ってます。仕上がりはふっくらとした関東風になりますよ。
先にカンタンに説明しますと「熱湯で洗う」「酒蒸し」「軽く焼く」の3工程になります。
①熱湯で洗う
これは別のブログでも紹介されていた方法ですが、ちょっと違うんですよね。その方は惜しいです。
そのブログには「表面のテカりや焦げをサッと洗い落とす」と書いてました。合ってます。合ってますがこういうのはやり方があるんです。そのブログにはボールに湯を張ってドボンと書いてありましたが、それですと2つの失敗があります。
1つ目の失敗は、張った湯ですとどんどん温度が下がってしまうこと。2つ目はドボンですと、ネタが余計な水分を吸ってしまうことなんですね。
ではどうするか。
まずヤカンに湯を沸かし100度近くの状態を保ちます。ネタは「ボール」ではなく「ザル」に置いて下さい。この状態でサッと洗い落としますととても良いです。
テカりや焦げが残っていると、あとの行程で焦がしてしまう原因になりますので注意してください。
洗い流しましたら、キッチンペーパー等でしっかりと水気を拭き取りましょう。
②酒蒸し
次に、フライパンに酒(日本酒か白ワイン)を入れ火にかけます。フライパンの直径にもよりますが目安としては鰻1尾に対して1合もあれば十分です。
酒が沸騰しましたら、うなぎを入れます。皮目を下にしてください。
蓋をして弱火にします。3分ほど待ちましょう。
(あまり日本酒でネタが浸らないように調節してください。)
③軽く焼く
8割方、酒の水分が無くなりましたら付属のタレをフライパンに回しかけてください。ものすごく弱火にしてくださいね。この時は蓋はしないでください。鰻が水っぽくなって美味しくなくなります。
フライパンを揺すり、2〜3度ひっくり返しながら、タレを鰻に絡ませます。ここで焦がしちゃうと台無しですから慎重にやりましょうね。(付属のタレでは絶対に足りません!別途購入を強くおすすめします!)
しっかり絡まりましたら、ごはんの上に乗せて完成になります。
以上になります。
いかがでしたか?意外とカンタンですよね。ほんとにふっくら美味しく仕上がるのでぜひ試してみてくださいね!
20匹に1匹の幻のアオテうなぎ ←これ、美味しかったです。これを温める場合はふつうに温めて大丈夫ですよ。笑