風鈴

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出典:http://www.tenki.jp/suppl/y_kogen/2015/07/19/5011.html

随分と日差しが強くなってきたように感じますね。外出するときは「日焼け止めクリーム」や「帽子」、「サングラス」など、いろいろと対策はありますけど、さすがに家の中でそういったものを着用するわけにはいかないですもんね。

もちろん遮光カーテンで完全に遮断してしまう手もありますけど、やはり日本古来の「風情」は大切にしたいものです。

そこで大活躍するのが「すだれ」「よしず」

何とも雰囲気がいい夏のアイテムです。僕は特に夕暮れ時の「すだれ」や「よしず」の雰囲気が大好きなんです。夏って夕方が長いじゃないですか。あの感じがたまらなくいいんですよね〜。

ビールを2本くらい飲み終えても、まだ明るいみたいな。笑

それ、わかる!最高!

 

少し話が逸れましたが、この「すだれ」と「よしず」の違いを、はっきりわかっている人って意外と少ないんですよね。

今回はこのふたつの違いをわかりやすく解説していきたいと思います。


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まずは写真で比べてみよう

写真で比べるとその違いは一目瞭然なのですが、「どっちがどっちなのか」がわからなくなっちゃうんですよね。

私、わかんないなー。

 

これが「すだれ(簾、簀垂れ)」です。
天然すだれ

すだれ

出典:https://matome.naver.jp/odai/2146785263819169101/2146785487721436603

 

そして、こっちが「よしず(葦簀)」。立て簾(たてす)とも言います。(よしずの意味は後述)
【棕櫚縄】炭火よしず

よしず

出典:http://tititake.sakura.ne.jp/diary/nicky00158.html

 

なるほどーっ。たしかに違うのねーっ!なんか向きが違う?

 

そうなんです。まず大きな違いとして挙げられるのが「吊す」のか「立てかける」のかなんですね。ですので向きが違うように見えるんです。(逆に使っている人もたまに見かけますが、まぁ自由ですので…。)

具体的にどんな違いがあるの?使い方も違う?

すだれ

まずは吊すほうの「すだれ」です。

こちらは細いアシが使われることもありますが、基本的には細ぉ〜く縦に割った竹を糸で編んだものです。細いアシで作られたもののほうが私たちに馴染みがあって一般的ですけどね。100円均一のお店に置いているのもアシで作られたものです。最近はプラスチック製のオシャレなものも見かけますよね。

なにしろ本来の「すだれ」は竹から作られたものを指します。

室内と室外を隔てたり、軒先に吊されたりして「日除け」の他にも「目隠し」や「虫除け」なんかの目的にも使われるのが一般的です。部屋と部屋を隔てるのにも使われますよね。

歴史はけっこう古くて、奈良時代の文献にはすでに登場してるんですよ。

そんなに古いの!?すごーい!

よしず

では「よしず」です。

話をややこしくしてるのは、こっちです。笑

まず「よしず」も「すだれ」です。

 

「よしず」というのは「葦(ヨシ)」の茎を糸で編んだ「す」ということです。

つまり…。

平たく言えば「材料の違い」なんです。

漢字を見比べてください。「簾、簀垂れ(すだれ)」は「竹冠」ですね。逆に「葦(よし)」は「草冠」です。

そっか!なるほど!
でも、「葦簀(よしず)」の「簀(ず)」は竹冠よね?どういうこと?

 

良い質問です。「簀(す、ず)」という漢字には「植物の茎を糸で編む」という意味もあるんです。

なので。

「葦簀」というのは「葦(の茎)を糸で編んだもの」という意味なんです。

そういうことなんだーっ!!

 

ちなみに「アシ」と「ヨシ」は同一です。「アシ」は「悪し」を連想させるということで「ヨシ」という呼び名に変わりました。すごい理由ですよね。笑
そんなこと言ってたら「明日(あした)」は「悪し多」になっちゃいますって。

 


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まとめ

いかがでしたか?

「すだれ」と「よしず」の違いがザックリとお分かり頂けましたか?

両者共に風情のある夏場必須のアイテムですが、どちらを選ぶかはもちろん自由です。ただ、スペースを確保出来るのであれば「よしず」のほうが日光を遮断する力は強いですよ。

「すだれ」や「よしず」をセットした縁側やベランダで、生ビールをがぶ飲みしたいものです。

「目には簾で、耳には風鈴、口にはビールと枝豆を」ですね。

では^^

 

ps.

筆者的には「吊り簀(つりす)」とか「立て簀(たてす)」みたいに呼んだら、ハッキリと違いがイメージ出来て、わかりやすくなると思うんですけど。笑

※今記事の内容は、筆者の経験や私見も交えていますので、絶対的に間違いの無い内容ではありません。

 

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