こんにちは、オタ助です。
しかし、テレビや雑誌などマスメディアの威力はまだまだすごいですね。
マスメディアに取り上げられると商品の需要というものは一気に高まります。
「高カカオチョコレート」もその中のひとつで、最近は頻繁にメディアに取り上げられ、その度に話題になっています。
お菓子メーカーが販売している商品数も凄まじいですもんね。
そうなんですよね。
実際、高カカオチョコレートは凄く身体に良くてその効果も素晴らしいのですが、当然ながら注意点もあります。
日常的に食べる際にはそのあたりもしっかりと理解しながら摂取しなければいけません。
はい。しっかりと理解しなければいけませんよ。
今日はですね、そんな高カカオチョコレートの魅力や歴史、効果・効能、そして摂取する際の注意点をわかりやすく解説していきたいと思います。
それではさっそく行ってみましょう。
レッツ、高カカオっ!
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高カカオチョコレートの効果・効能
現代においての「チョコレート」という食べ物は、身体に良いとはいえあくまでも「お菓子」という位置づけ、イメージです。
しかし元々は「薬用」という位置づけのものでしたので(詳しくは後述します。)、チョコレートが我々の健康に対して有用だということは間違いありません。
チョコレートには圧倒的な老化防止効果が期待出来る抗酸化物質である「ポリフェノール(カカオポリフェノール)」が大量に含まれます。
一般的に多くのポリフェノールが含まれると言われるものと比較してもその含有量は群を抜きます。
植物性食品中のポリフェノール含有量(100gあたり)
赤ワイン | 180mg |
リンゴ | 220mg |
コーヒー | 89.5mg |
ダークチョコレート | 840mg |
そうなんです。ぶっちぎりですよね。
また、チョコレートにはカルシウムやマグネシウム、鉄分、亜鉛といったミネラル、食物繊維を初め「フラボノイド(毛細血管を強化する作用がある。)」や「テオブロミン(中枢神経の興奮薬。メチル化するとカフェインになる。)」が含まれます。
このように、ポリフェノールの他にもたくさんの有用な成分がチョコレートには含まれるんです。
が。
上述した身体に有用な成分はどんなチョコレートにも含まれるわけではないんです。
ここで登場するのが今回の主役「高カカオチョコレート」なんですね。
高カカオチョコレートとは一般的にカカオが70%以上含まれるチョコレートのことを指しますが、あくまで目安に過ぎず明確な線引きがされているわけではないようです。 |
さて、ではその「高カカオチョコレートの効能」についてお話していきましょう。
①動脈硬化を防止、予防する
カカオポリフェノールには茶葉に含まれる栄養成分であるカテキン(お茶の苦い成分です。)とよく似た構造を持つ「エピカテキン」という成分が含まれます。
そのため血圧を下げたり、HDL(高比重リポタンパク質。コレステロールの輸送に関わる。)などの効果が認められています。
つまりは動脈硬化を防止するということなんですね。
カテキンに関してはこちらの「抹茶と粉末緑茶は何が違うの!?毎日飲んだら脂肪を燃やせるって!?」に詳しく記載されています。 |
②チョコをたくさん食べる国はガンの死亡者数が少ない!?
チョコレートを日常的にたくさん食べる国の人たちは、そうではない国の人に比べてガンの死亡者数が少ないという研究結果が実際にあるんです。ビックリですよね。(因果関係に関しては決定的ではないですが。)
前述した老化防止成分(抗酸化物質)である「カカオポリフェノール」の抗酸化作用によって、ガンの予防効果が期待されているんです。
③認知症の予防にも効果が期待されている
ここまでくると本当にスーパーフードですね。
認知症は本当にコワいですが、その予防に効果があるなんて素晴らしいです。
正確にお話しすると、認知症予防に効果が期待出来る成分(DHA)が酸化してしまうのを防いでくれるので、結果的に認知症予防に繋がるというわけなんです。
認知症予防やDHAに関してはこちらの「えごま油の効能!医師も納得!認知症に効果的な摂取方法を実践せよ!」に詳しく記載されています。この記事は是非読んでほしいです! |
カカオポリフェノールには上記①②③以外にも、紫外線からお肌を守ってくれたり、アレルギーなどにもその効果が期待されています。
カカオポリフェノールによる効果以外にも…
- 咳(せき)を抑える効果
- 脳卒中のリスクの低下
- 肥満の予防
- 歯周病予防の効果
- 集中力、記憶力を高める作用
- 疲労回復効果
- 血圧の上昇を防ぐ効果
などの効果が期待されているんですよ。
チョコレートの歴史やその魅力
紀元前2000年頃(つまり4000年以上も昔です!)からメソアメリカではカカオが栽培されていたそうです。
当時の人々にとってカカオの価値はとても高く、15世紀まではカカオは貨幣として流通するほど珍重されていたほどで、アステカでは税あるいは貢ぎ物としても納められていたんです。
当時のメソアメリカでのカカオの食し方ですが、カカオを粉にしてコーンミールや唐辛子、バニラなどの香辛料を入れ、さらにベニノキの種子で色を付け、水や湯に溶かしたものにイアフラワー(Cymbopetalum penduliflorum)などの花から作った調味料を加えたカカオ・ペーストを、主に薬用や強壮用として飲用していました。
また嗜好品としての位置づけでもあったようです。しかし香辛料を入れちゃうなんて…。笑
ヨーロッパに知られることになるきっかけは、アメリカ大陸を発見したことでよく知られる「クリストファー・コロンブス」によるものです。
コロンブスが中央アメリカ島部に到達した後、スペインにカカオがもたらされたんですね。
コロンブスの息子によれば、最初にチョコレート(カカオの実)を見たヨーロッパ人はコロンブスで、それは1502年のコロンブス最後の航海時だったそうですよ。
高カカオチョコレートを摂取する際の注意点
さて高カカオチョコレートの効果がわかったところで、その摂取方法に関する注意点などにも触れておきたいと思います。
まず忘れてはならないのは、チョコレートは「高カロリー」だということですね。(当たり前ですが…。)
特に今回の高カカオチョコレートというのは通常のチョコレートよりカロリーが高く、脂質も多く含まれます。
他にも「利尿作用」や「興奮作用」もありますので、小さいお子さんや妊婦さんなどは注意が必要になります。
※乳児の死亡例や流産のリスクの報告もあります。
またチョコレートに含まれる「チラミン」(神経伝達作用に関与する物質と考えられている)には血管を収縮させる作用がありますので食べ過ぎると頭痛を引き起こすことがあります。
1日の摂取量に関しては、板チョコにして1/4程度(25g程)にしておきましょう。
高カカオチョコレート まとめ
さて、いかがでしたか?
本日は高カカオチョコレートの効果や歴史、注意点などをお話してきました。
「なるほど、なるほど。」というところではないでしょうか。
筆者が常食している高カカオチョコレートは72%のものなのですが、これは色々と試してみた結果です。
試している中で当然このようなものも食べてます。
え〜っとですね…。
なんというか…。炭?のような味がしました…。笑
一度は試してみても良いかもしれませんよ。
何にせよ、いくら身体に良いとはいえ無理はいけませんし、食べ過ぎも良くないですからね。
ぜひ適量を摂取するようにして健康には留意してください。
ではまた^^
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