暑い

 

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こんにちは、オタ助です。

今年は思ったより早く台風が本州にも上陸しましたね。

関東は直撃を免れましたが各地で甚大な被害が出てしまっています。これから来月下旬にかけては関東も直撃のおそれがありますので厳重な警戒が必要になります。

本当にコワいわ…。
せぶ
…。
ナナ
んにゃ〜〜…。

 

このような「簡易土のう」などはご自身でも用意出来ますからね。しっかりと備えてください。

吸水土のう「エコクリーン」標準型/T−20

 

さて、台風が接近すると台風そのものの被害以外にも注意が必要になってきます。

雨や風以外にも?

 

そうなんですね。

今回注意を促していきたいのは「フェーン現象」のことなんです。

フェーン現象!名前は聞いたことあるかも!

 

おそらく大多数の方は「名前は知ってるけど、何なの?」といったところですよね。

しかしこの「フェーン現象」は油断していると本当に危険です。今記事をしっかりと読んで、そのメカニズムを理解し、熱中症予防の大切さも再確認していってくださいね。

それではさっそく行ってみましょう。


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フェーン現象とは

フェーン現象とは、温かく湿った強風が山の斜面に当たったのちに、風だけが山を越え「熱く渇いた下降気流」となって麓に吹き付け、その付近の気温が上昇する現象のことを指します。

基本的なメカニズムは下図の通りです。

風

画像:tenki.jp

 

詳しく解説していきましょう。

フェーン現象のメカニズム

上図を見ると風は左から右に向かって吹いています。この時の風上の気温が25℃となってますね。

この25℃の風は標高が上がるごとに温度を下げていきます。(100メートル毎に0.5℃下がるとされています。)つまりこの風が図の通り2000メートルの山を越えるときには、風上側の平地の気温25℃より「10℃」も低い「15℃」となるんですね。

この風(空気)の気温が下がるとき、ある変化が起きます。

どんな空気でも水蒸気(水分)を含んでいますが、この水分を含んだ空気が冷やされると中の水蒸気は水に変わっていきます。(ごく小さな水の粒に変化します。)

この「ごく小さな水の粒」がいわゆる「雲」「霧」です。山の斜面で降る雨はこのようにして出来た雲から降るわけなんです。

へ〜っ!!そうなんだ!?

 

「なるほど!」という感じですよね。

さて、山の頂上まで登ってきた風は、今度は反対側の斜面に沿って山を下っていきます。

この場合、先程の登って行くときとは逆に気温が上昇していきます。(100メートル毎に1℃上がるとされています。)

つまり山の頂上付近で15℃だった気温は、風下側の平地に到達する頃には「20℃」も上昇し「35℃」にもなってしまうんですね。

どうして気温が上下する割合が違うの?

風上側と風下側で、気温が上下する割合がかなり違いますよね。100メートルあたり「0.5℃」と「1℃」ですからかなりの違いです。

風上側はやっと「夏日」に入った気温で、一方の風下側は「真夏日」をすっ飛ばして、もう「猛暑日」に突入ということですからね。

「夏日」や「真夏日」「猛暑日」についてはこちらの「【真夏日とは】意外と知らない真夏日のこと|猛暑日や夏日とは何が違う?熱帯夜は?」に詳しく記載されています。

 

どうしてこんなに風上側と風下側で割合が違うの?

 

はい。これにはちゃんとした理由があります。

風上側では空気が山を登るにつれて、空気に含まれる水蒸気が小さな水の粒になり、雲や霧を作ると前述しましたね。

その雲から雨が降り、水分は地面に落ちてしまうので、頂上までやってきた空気にはそれほど水分が含まれていないんです。平たく言えば「湿度が低い」わけです。

この風上側と風下側の「湿度の違い」によって、空気が山を登り下りするとき気温の上下する割合が違ってしまうんです。


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フェーン現象は「どこで」「いつ頃」起こるの?

フェーン現象がよく見られるのは初夏頃から秋にかけての北陸地方などの日本海側です。北陸地方では初夏の5月に30℃を超える真夏日を観測することもめずらしくありません。(フェーン現象はもちろん太平洋側でも発生します。)

また台風などの影響で、暖かく湿った強い風が吹くと、このフェーン現象が起こりやすいんですね。

北アルプスなどの高い山々に台風が運んできた南風がぶつかると、風上側である太平洋側(東海地方など)の気温よりも、風下側である日本海側(北陸地方など)の気温のほうがずっと高くなります。

ですので台風が多いと予想される今年は、フェーン現象による急激な温度上昇にも最大限の注意が必要になるんですね。

(北陸ではありませんが、先日は島根県益田で台風5号によるフェーン現象の影響で今年の最高気温である39.3℃が観測されました。)

 

フェーン現象の熱風による気温の上昇は凄まじいものがあります。こまめな水分補給やエアコンを適切に使うことで熱中症から身を守りましょう。

熱中症対策をするとき、ただ単純に水を飲むだけですと効果が薄いどころか、逆に熱中症を誘発してしまうこともあります。詳しくはこちらの「熱中症の予防には飲み物を間違えるな!水を飲むだけでは悪化のおそれ!」をご覧下さい。

 

フェーン現象 まとめ

いかがでしたか?

本日は「2017は台風が多い!フェーン現象による気温上昇は熱中症にも繋がる!」と銘打ち、フェーン現象のメカニズムなどを中心に解説してきました。

フェーン現象のことはしっかりとご理解頂けたと思います。

これからの時期は行楽シーズンのド真ん中に突入していきますので、旅行先でフェーン現象による気温上昇に遭遇するかもしれません。

あまり無理しすぎずに、しっかりと休憩をとって旅行を楽しんでくださいね。

ではまた^^

 

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