医者の問診

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秋晴れで気持ちの良い日が続きますが、このような乾燥した季節になると「コンコン…。」と咳が出始めることってありますよね。また、ちょっとした階段の登り降りや登り坂などで息が切れてしまう人もいると思います。

なんかわかる…。
めめ
…。
せぶ
んにゃ…。
ナナ
ごろごろ…。

 

それ…。

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」

かもしれませんよ。

COPD!?

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COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは

はい。慢性閉塞性肺疾患というのは非常に怖い病気です。

特に長年に渡る「喫煙習慣」がある人で、咳が長い間止まらないという人はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)」を疑いましょう。

COPDとは、気管支や肺胞に炎症破壊が生じ、呼吸機能に異常を起こす疾患の総称のことです。(肺気腫や慢性気管支炎など。)

COPDは「肺の生活習慣病」とも呼ばれ、咳や痰、息切れなどの症状があり重症になるまで気づきにくいという特徴もあるおそろしい病気です。

40歳以上で「長年の喫煙習慣がある人」が、階段の登り降りや坂道を登る際に「ハァハァ…。」と息切れするようでしたらCOPDの可能性があります。「オレも歳食ったなぁ〜…。」などと呑気に歳のせいにしている場合ではありませんよ。

それは「歳のせい」ではなく「肺のせいです。

また、COPDは一度発症してしまうとなかなか完治が出来ないと言われています。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の原因

前述の通り「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」とは、気管支や肺胞に炎症破壊が生じ、呼吸機能に異常を起こす疾患の総称のことですが、その最大の原因は喫煙習慣と言われています。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)の最大の原因は喫煙習慣

喫煙

何と「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」患者のおよそ90%喫煙習慣があるというデータがあるそうです。(喫煙者の15%〜20%が発症)

また、男性よりも女性のほうが煙草の害を受けやすいと言われていますので「受動喫煙」も含めて女性の方は特に注意が必要になります。

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の発症と症状の悪化は非常にゆっくりとしたもので、何十年という長い時間を経て気管支や肺を蝕んでいきます。

「オレ、中学生の頃から吸ってるし今更ねぇ…。」

と思わないで下さい。

長い喫煙歴があったとしても、今やめることで「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の発症を防ぎ、仮にすでに発症していたとしてもその進行を遅らせ、症状自体を軽減していくことも可能です。

その他の原因もある

喫煙習慣意外にも「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の原因となるものがあります。

遺伝的素因

ジツは遺伝的素因も重要視されています。

現状において最も解明が進んでいるのが「α1-アンチトリプシン欠損症」という病気です。この病気を持っていると肺胞の破壊が促進することがわかっています。

この「α1-アンチトリプシン欠損症」という病気を持っている人に喫煙習慣があると、肺胞の破壊や肺機能低下の速度が早まってしまうと言われています。

大気汚染

大気汚染

大気汚染と聞いてまず思い当たるのは、中国で大問題となっている「PM2.5」ですよね。(PM2.5はCOPDだけではなく、喘息のリスクも高まるとされています。)

また、PM2.5以外の大気中の汚染物質や換気が不十分な室内での調理なども「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の原因として挙げられます。


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COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の治療にはいくつかの方法があります。

しかし投薬などの治療の前に、まずは患者側でやるべきことをやってから本格的な治療を行うのが効果的です。

患者側で行うべきこと

①禁煙

患者側でまず行うべき事は当然「禁煙」になります。

これは中途半端に、吸う本数を減らしてみたり、「軽い煙草」に変更するのでは意味がありません。

「完全禁煙」しなければ全くの無意味だということを覚えておきましょう。

②適度な運動

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」を発症していると咳や息切れが酷いと思いますので、運動を敬遠したくなる気持ちはわかります。

しかし、運動不足は体力が徐々に低下していきますので「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」を悪化させてしまうこともあるんですね。

ですのでウォーキングなど身体に負担をかけすぎない範囲、軽めの運動を習慣にしてみましょう。

また運動前にはストレッチなどの柔軟体操を行っておくと良いと思います。

③栄養管理と充分な水分補給

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の方は「栄養管理」「充分な水分補給」を心がけましょう。

まず栄養管理についてですが、「肥満傾向」にある方は適正体重に戻るような食事の内容にする必要があります。

お腹周りに脂肪が付くと横隔膜の動きを鈍らせ、自然でスムースな呼吸をすることが難しくなってしまうからなんです。

なるほどね〜。

 

効率の良い自然でスムースな呼吸が出来なくなると体内に二酸化炭素が溜まりやすくなってしまい「いわゆる酸欠状態」になってしまいます。酸欠状態になってしまうと「息苦しさ」だけではなく心臓にも負担をかけてしまうんですね。

逆に「やせ気味」の方は息苦しい呼吸をするだけで体力をドンドン消耗させてしまいます。

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の人が「風邪」や「インフルエンザ」にかかってしまうと、健康な人よりも重症化するリスクが高いので、普段からしっかりと栄養のある食事を心がけ、体力を落とさないように心がけましょう。

また「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」は気管支に痰がからみやすくなります。絡んでしまった痰を吐き出しやすくするために日頃から充分な水分補給をするようにしてください。

具体的な治療方法

①薬での治療

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の治療薬にはいくつかのタイプがありますが、最もポピュラーなものは「気管支拡張薬」という薬です。

気管支拡張薬とはその名の通り、気管支を拡げることで酸素の通りをよくするためのものです。

前述のウォーキングなど適度な運動をする前にも使用し、ウォーキング中も持ち歩くようにしましょう。

その他にも、咳を鎮める薬や痰を切れやすくする薬、気管支の炎症を鎮める薬など様々な薬がありますが、いずれの場合も医師の指示に従って適切に使用するようにしましょう。

②酸素療法

copd酸素療法

内科的な治療を行っても低酸素血症が改善されない場合は酸素療法を開始します。

酸素ボンベから専用のチューブを鼻に通して酸素を吸入します。

③外科手術

内科的治療で改善が見られず、日常生活に支障を来す場合は手術になる場合もあります。

慢性閉塞性肺疾患(COPD) まとめ

いかがでしたか?

本日は「咳が止まらない!?それ…。慢性閉塞性肺疾患(COPD)かも!?」と銘打ち、「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の原因や具体的な治療法などについて詳しく解説してきました。

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」の方は日頃から「呼吸を意識」しながら生活することが求められます。

特に歩くときや荷物を持ち上げるとき、かがむときなどは、鼻から息を吸い込み、口をすぼめてゆっくりと息を吐くように心がけましょう。(吸うときの倍程度の時間をかけて吐く。)

前述しましたが、すでに発症していたとしてもその進行を遅らせ、症状自体を軽減していくことも可能です。

「もしかしてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)かも…?」と思ったらすぐにお医者さんに看てもらってくださいね。

 

ではまた^^

 

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