ボジョレーヌーボー

 

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こんにちは、オタ助です。

「ボジョレーヌーボー解禁日」

この日はワイン好きでなくともその情報が気になってしまいますよね。

夕方のニュースとかでも「明日解禁です!」なんて言ってるもんね。
せぶ
…。
ナナ
…。

 

本当にすっかり日本に定着して、ある意味秋の風物詩的な存在になってますよね。

イタリアンのお店はその日に合わせてパーティーを主催したり、ある温泉旅館では「ボジョレーヌーボー風呂」なんてものまで始めてましたよ。

ふふふ。ちょっとやりすぎよね。笑

 

おもしろいですけど、ちょっともったいない気もしちゃいますよね。笑

さて、本日はそんなボジョレーヌーボーの「そもそも」や「解禁日の由来」などのあれやこれやをお話していきたいと思います。

目からウロコ的なお話もあるかもしれませんよ!

それではさっそく行ってみましょう。

レッツ、ボジョレーっ!!


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ボジョレーヌーボーってそもそも何だ?

ボジョレーヌーボーというのは、フランスで一番最初に出来上がる新酒ワインのことです。元々はボジョレーという地区の収穫祭で祝い酒として飲まれていた新酒でしたが、収穫後にすぐに飲めるワインであることから「我先に」と世界中に広がり、人気になりました。

ボジョレー地区とは、フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部リヨンから北部に広がる地区のことです。昼と夜の寒暖差がありワイン作りの盛んな丘陵地になります。

つまりボジョレーヌーボーとは、フランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区で作られるワイン(ボジョレー)の新酒(ヌーボー)ということです。

シャンパンやスコッチと同様に「特定の地域で作られたお酒(の新酒)」ということなんですね。

ボジョレーヌーボーは試飲用のワイン

ワインというのは通常、発酵させてから飲み頃を迎えるまでに1年から5年ほどかかります。(熟成させます。)しかしボジョレーヌーボーの場合は特殊な作り方を用いて短期間で飲み頃になるように製造されます。

(炭酸ガスを人為的に注入する急速発酵技術を用いて、ブドウの収穫から数週間で醸造されます。)

これは、ボジョレーヌーボーというものはもともと作り手さんたちが「その年のブドウの出来(善し悪し)を判断するために作られたワイン」だからなんです。このボジョレーヌーボーを試飲して、これから本格的に作られるワインが「どんな味になりそうか?」を「予測」していたんですね。

そうなんだっ!?

 

そうなんですよ。

つまりワインメーカーやブドウ農家がその年のブドウの収穫を祝ったり、販売業者がその年のワイン全体の購入量の目安にしたりというのが、ボジョレーヌーボーの本来の飲まれ方なわけです。

ボジョレーヌーボーの味わいに「深みが無く軽い感じ」がするのはこういった理由なんです。

平たく言えば「まだお客さんに飲んでもらうものではない」ということです。

毎年毎年盛大に売り出されますし、その誇張されたキャッチコピーに影響されて飲んではみたけど「なんじゃこりゃ…。マズイな…。」とガッカリした経験をお持ちの方も意外といらっしゃるのではないでしょうか。

ボジョレーヌーボーの解禁日ってどういうこと?

ボジョレーヌーボーイラスト

今年2017年のボジョレーヌーボー解禁は11月16日木曜日の午前0時です。

日にちが固定されているわけではないのよね?

 

はい。そうなんですね。

ボジョレーヌーボーの解禁日というのは「11月の第3木曜日午前0時」とフランスのワイン法で決められています。

これより前には販売はもちろん、購入することも固く禁じられています。

ボジョレーヌーボーに解禁日が設けられたのは意外と最近のことで1967年からなのですが、それまでは各醸造元によってその販売日はバラバラに決められていました。

すると当然ですが「他所よりも早く売りだそう!」早売り競争になってしまいますよね。その年で一番最初に出来たワインを飲めるわけですから、当然需要はありますもんね。

その結果、粗悪なワインや「さすがに早すぎるだろ!」という未熟なワインが広く出回ってしまうという事態になってしまいました。

そこで「ワインの質を落とさないために」ボジョレーヌーボーの解禁日を設けて「一斉販売」することになったんですね。

この解禁日、当初は11月15日で固定されていましたが、日付指定となればその日が土曜日や日曜日になってしまう可能性があります。

フランスでは日曜日は運送業者やワインショップ、レストランが休業になるため、出荷スケジュールや売れ行きに影響が出る可能性があると考えたフランス政府は1984年に解決策を考案します。

つまり土曜日や日曜日を避けるために毎月平日を解禁日とし、その日付が変動するように「第三木曜日」と決められたんですね。

キリスト教では「日曜日は安息日」とされていて、仕事はするべきではないという考えがあります。

 


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ボジョレーヌーボーをここまで偏愛するのは日本だけ!?

90年台後半から2000年台中頃までの盛大すぎる「ボジョレーブーム」は過ぎ去り、ここ数年は沈静化してきてはいますが、世界的に見ればやはりまだまだ日本はお祭り騒ぎと言えそうです。

でもなんで日本ばっかりこんなに盛り上がるんだろうね?

 

そうですね。やはり毎年発表される誇張されたキャッチコピーの影響もあるのでしょうが、それと同等に「日本人の初物好き」が影響しているのかもしれませんよ。日本人は本当に「その年最初」のものが好きですからね。「初鰹」なんかもそうですよね。

特にボジョレーヌーボーは解禁日が決められている上に、世界で一番最初に飲めるのが日本ですからね。

えっ!?なんで!?

 

日本は「日出ずる国」じゃないですか。

陽が最初に昇るということは…?

わかった!時差っ!

 

そうなんです。世界各国との時差の関係で、一番最初に11月の第3木曜日を迎えるのは日本なんですね。初物好きの日本人はほっとけないですよね。笑

ちなみにですが、一般消費者がこれほどボジョレーヌーボーを好んで飲む国というのは日本だけみたいですよ。ボジョレーヌーボーの全生産量の4分の1は日本に輸入され(輸入量世界第1位)その人気は沈静化したものの、未だ本国フランスよりも人気があるのだそう…。

日本人の年間ワイン消費量はひとり当たり2リットルとされていますが、ヨーロッパの国では少なくて20リットル以上、消費の多いイタリアに至っては48リットルです。日本の10~20倍のワインを飲んでいる国々が多数あるにも関わらず、ボジョレーヌーボーの輸入量においては日本が圧倒的に他国を上回っているんですね。

日本人は何かとイベント好きなため徐々に恒例化し定着したのだと思いますが、海外から見たら「なぜそんなものを好き好んで飲んでるんだ?」と笑われることなのかもしれませんよ。

だって試飲用ですから。笑

余談ですが…。

例えば一軒家やマンション、車といった人生でもそれほど多くない高額な買い物をするとき、私たちは「新築マンション」や「新車」を好んで選択しますよね。

しかし欧米人は「中古物件」などを好んで購入する人が多いそうです。これは「長い年月、不具合なく使ってこられた」という安心感からなんです。

こういった国民性も「ボジョレーヌーボー狂騒曲」に関係あるのかも…?

ボジョレーヌーボー まとめ

いかがでしたか?

本日は「ボジョレーヌーボーって解禁日に殺到するほど美味しい?お祭り騒ぎは日本だけ!」銘打ち「そもそもボジョレーヌーボーとは?」というところや「解禁日」についてお話してきました。

まぁ味の感じ方に関しては人それぞれですから大いに飲んだらいいと思いますし、どんなことでも自分たちのカルチャーにしてしまうこの国のスタイルはそんなに嫌いではないです。

楽しめるイベントはどれだけたくさんあっても良いですからね。

まだ未経験の方は一度くらいは飲んでみてはいかがですか?

ではまた^^

 

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